私は30代女性、家族構成は夫、妻、子供の4人家族、仕事は事務職をしています。
私が借金をしてしまったエピソードについて紹介したいと思います。
何故、借金をしてしまったのか
私が借金をしてしまったのは、どうしてもほしいブランドものがあったからです。
実は、夫がお金の管理にうるさくて、夫の給料だけでなく、私のお給料まで夫に握られています。
給料日になったら夫が給料を出してきて生活費を渡してきます。
私の小遣いは月に1万円なので、高いものは買えません。
ですが、どうしてもほしいヴィトンのバックがあったので、借金をしてまで買ってしまいました。
借りた額は10万円ほどです。
返せない金額ではないと思ったので、夫に内緒で借りてしまいました。
ただ、夫にバレると面倒なので、絶対にバレないよにしていました。
お金を借りるのは仕事していたので、簡単でした。
金額も高くないので、すぐにお金を借りることができました。
どうやって返済をし、完済したのか
返済は、夫に私の通帳を握られているため、別の通帳を作りました。
また、お金も握られているため、勝手にお金を引き出すことができません。
ですので副業をして月に3万円ほどずつ返済にあてました。
自分で仕事を見つけたのですが、夫には、「友達から仕事を手伝ってほしい」と言われたと嘘をついて仕事をしました。
私が働いたお店は幸い給料が手渡しだったので、夫にバレずにできました。
夫もさすがに友達に手伝ってほしいといわれたお給料まで回収することはなかったので、私の手元に副業のお金がすべて入ることになったのです。
ですので、月に3万円ほどなのですが、約4ヶ月ですべて返済することができました。
最後まで夫にばれることがなかったので、すごくホっとしました。
借金をして得たもの、失ったものとは
借金をして得たものは、自分の欲求を満たすことができたことです。
私は自分のお給料まで夫に握られてしまったので、自分の自由なお金がありません。
夫は、お金を管理するのが趣味なので、勝手にお金を使ってしまう心配はないので、その点は安心です。
きちんと運用して、資産を増やしてくれているので、大きな不満はありませんが、私が少しまとまったお金がほしいというと、絶対に許してくれないし、どんなものに使うのか絶対に聞いてきます。
だから、ブランドに10万円使うといったら絶対に許されないので、勝手にお金を借りてしまいました。
結婚して初めて自分のために大きなお金を使いました。
ですので、どうしてもほしいものがあって、それを購入できてうれしかったです。
ただ、失ったものというよりも、毎日夫に見つかるか不安な生活をしていたので、気が休まりませんでした。
ポストに入っているものを夫が取ってきたら借金の証拠になるものがあったのではないか本当にハラハラしていました。
だから、ポストは出来るだけ私が見に行って夫には極力取りにいかせないように工夫をしていました。
少しでもポストに音がしたらダッシュで玄関にいって私が手紙などを取りにいきました。
だから、完済するまでの4ヶ月間は生きた心地がしませんでした。
内緒で借金をしたといったら、夫に何を言われるかわかりません。
夫は無駄遣いが大嫌いな人間なので、もしかしたら離婚を言われてしまうかもしれません。
そんな恐怖と戦いながらの生活は本当に不安でした。
ようやく完済したとき、本当にほっとして涙が出てきました。
我が家ではお金を借りるということは、それほどのリスクを背負うということなのです。
ですが、どうしても自分の好きなものがほしかったので、お金を借りたことは後悔していません。
また、ブランドのかばんも夫に「そんなカバン持っていたっけ?」と聞かれて心臓が飛び出そうでした。
あわてて「お姉ちゃんにもらった」と返事していました。
とっさに嘘がでてしまったので、自分でも怖いなと思いました。
ただ、次借金をまたしたいかと言われたら、もう、しない可能性の方が高いです。
それくらい、我が家では借金をするということはリスクが高いことなのです。
まとめ
このように、私の借金体験談を紹介しました。
正直、一度だけ、自分が好きなものを買ってみたいという衝動がありました。
我が家は夫がすべて家のお金を管理しているので、私に自由がありません。
もちろん、お金にしっかりとしていますし、運用もとても上手なので、徐々に我が家の資産が増えているので、管理することがすべて駄目ではないですし、助かっています。
夫のおかげで我が家の資産は一般家庭よりも多いと思います。
だけど、たまには自分の好きなものを買いたいなと思うこともあります。
私が働いたお金まで夫に渡しているので、自分の働いたお金で好きなものを買う権利はあると思います。
だから、借金をしてまで好きなものを買ったことは後悔していません。
むしろ、すごく清々しました。
ただ、あれだけのリスクを背負ってまた借金をするかと言われたらしないかもしれません。